かけ湯って必要?

湯船から桶でお湯をすくう 温泉豆知識
湯船からお湯をすくう
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身体の為にも「かけ湯」しましょう

桶から湯船のお湯をすくっている

桶ですくう

温泉豆知識♨️

温泉ソムリエを取得する際に学んだ知識をご紹介したいと思います💡

皆様の健康を守る為になりますように🙏

かけ湯をする理由について♨️

「体が汚れているので、マナーのためにかけ湯をする」

以外にも、ちゃんとかけ湯をする理由があるんです!

急に湯船にドボンと浸かると、急激に体温が、低⇨高に変化します。

体温が急激に変化する⇨血圧が急激に変化する⇨失神、心筋梗塞、不整脈、脳梗塞を起こすことがあります。(=ヒートショック

特に高齢の方でリスクが高いです。

これらを防止するためにも「かけ湯」は大事になってきます。

ヒートショックを詳しく🗒

  • 令和元年のデータ:交通事故による死亡者が約3,000人であったのに対し、ヒートショックに関連した死亡者数は4,900人となっています。
  • ヒートショックは冬に多発。気温の変化が大きいからです。
  • ヒートショックは65歳以上の高齢者高血圧や糖尿病などの動脈硬化の基盤がある人、肥満や睡眠時無呼吸症候群、不整脈の人が影響を受けやすいです。
  • ヒートショック⇨意識障害⇨溺死 のパターンが多い

ヒートショックの症状

軽度:めまい、立ちくらみ 対処法⇨症状が治まるまで安静にする

重度:呼吸困難、胸の痛み、頭痛、嘔吐、意識の消失、呂律が回らない、立ち上がれない

対処法⇨1、救急車を呼ぶ 2、湯水の中に鼻と口が入らないように顎を手で支えながら浴槽の水を抜く 3、嘔吐している場合は嘔吐物を取り除く 4、浴槽からゆっくり体を引き上げて横にする(顔もできれば横に)。

かけ湯をするタイミング

○体を洗う前!

⇨温泉は刺激が強いので、体を石鹸等で洗う前に、「かけ湯」で体の汚れを落とす。

理想は、かけ湯⇨入浴⇨体を洗う です!!

○湯船に浸かる前

○トイレに行き湯船に浸かる前

○汗をかいた後

はじめに温泉に入るときは、できるだけお湯の温度が低いところから入った方が良いかと思います💡

41度以下が良いと言われています💡

かけ湯の方法

お湯の温度や温泉の刺激に体を慣らしましょう♨️

手・足など、心臓の遠くから、肩に向かって順にかける

これを行うことで、入浴中の脳卒中や心臓発作のリスクを減らせます。

ぜひ、(面倒と思うかもしれませんが)健康の為に、若いうちから行い、習慣にしましょう!!♨️

高齢の方や基礎疾患のある方は、(すでにもう行っているかもしれませんが)、お家でもかけ湯をしてから湯船に入りましょう🛀

 

 

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